【動画解説付き】糊付き壁紙(クロス)の張り方講座

まずは、分かりやすい動画をご用意しているので、全体の流れを確認しましょう!

 

それでは、ここから動画の各項目について詳しく解説していきます!

 < 事前準備 >


Step 0:必要な道具を揃えましょう

壁紙を張り始める前に、必要な道具を揃えましょう。
張り始めてから作業の手を止めてしまうと、糊が乾いてくる恐れがあります。

▼ おすすめの施工道具6点セットはこちら

[ セット内容 ]
撫で刷毛(なではけ)/ローラー/ロング竹ベラ/ステンカッターガイド/カッター/スポンジ


▼ 上記の他に用意しておくと良いもの 
はさみ、メジャー、ペン/えんぴつ、脚立、5円玉、紐糸、ドライバー、養生テープ、マスカーテープ、下敷きテープ

 

Step 1:壁についているものを外しましょう

コンセントのカバー、カーテンレールなどを外しましょう。

この時、ネジやパーツはなくさないようにまとめて保管しましょう。
また、スイッチ部分はマスキングテープなどで養生しておくと安心です。 


Step 2:床の養生・元の壁紙を剥がしましょう

1.壁紙を張るときに、糊のついた壁紙の切れ端などで床が汚れないようにビニールシート(マスカーなど)で養生します。
2.今ある壁紙の上端をカッターで切り剥がします。

壁紙をはがすと薄い紙が残りますが、そのままで大丈夫です。

 
Step 3:垂直線を引く・天井高を測りましょう

1.5円玉など重りを糸で結び、張り始める位置から右側90cmのところに、鉛筆で上・真ん中・下と3か所印を付けて垂直が分かるようにしておきます。

2.メジャーで床から天井までの高さを測ります。

Step 4:壁紙を切る・丸める

床から天井までの長さ+10cmでカットします。切り終えたら下(床)側になる方から壁紙を丸めておきましょう。


※壁紙の両端には「天地」と書かれた柄の上下の向きを示すマークがあります。
裏側にある透明フィルムの矢印ではなく、必ず壁紙自体の天地マークを確認するようにしてください。

 

 

< 壁紙を張る >


Step 5:壁紙の1枚目を張る

1.はじめに壁紙の天井側の裏面フィルムだけを25㎝ほど切っておくと、壁に合わせやすいのでおすすめです。

2.切ったフィルムを剥がし、垂直線に壁紙の左端を合わせ上下に5㎝程度余分を持たせて張ります。

糊が乾くまで張り直しができるので慌てずに調整しましょう。
 

Step 6:なで刷毛で空気を抜く

1.垂直線に合わせた左端を上から下に押さえます。
2.真ん中から上下に空気を逃がすように撫でて張ります。

※ヨコ方向に撫でると糊が乾いた後につなぎ目が開くことがあるので、必ずタテ方向に動かすように意識しましょう。

Step 7:竹ベラでくせ付け

1.タテに折り目を付けましょう。
2.角部分は縦の余分な部分と横の余分な部分の2枚を重ねて折りたたみ、折り目を付けます。

無理に押し込むと破れてしまうので、最初は手でしっかりと折り込み、仕上げに竹ベラを使うようにしましょう。

Step 8:地ベラを使ってカット

余分を切るときは地ベラできちんと押さえ、カッターは壁から離さないように地ベラをスライドさせて切りましょう。
糊がついた壁紙は破れやすいため、地ベラの角で壁紙を傷つけないように気をつけてください

Step 9:糊をふき取る

巾木や壁についた糊は乾く前に軽く濡らしたスポンジで拭きましょう。
きちんと拭かないと糊の後が残ります。

同様に、右側や下側も張り付けていきます。

Step 10:2枚目を張る・余分をカット

1.3cm程度重ね、2枚目を張ります。
2.1枚目と同じように上下の余分を竹ベラでくせ付けし、カットします。

 

< きれいに仕上げるポイント! >

・壁紙を一辺切るごとにカッターの刃を折り、切れ味を保って作業しましょう
・隣り合う壁紙は同じタイミングで注文しましょう!

※別々に注文してしまうと、同じ柄でも製造ロットが異なる商品が届き、 左右の壁紙で若干の色差が出てしまうことがあります。

< 柄物クロスの場合 >

壁紙の左右にある矢印をあわせて、重ねてください。

 

Step 11:ジョイントをカット

重なっている部分の真ん中をカットします。下地を切らないように注意しましょう。

下地を切ってしまうと乾燥後につなぎ目が開いてしまう可能性がありますので、初めての方は「下敷きテープ」を利用すると良いでしょう。


< 下敷きテープの使い方 >

1.1枚目の壁紙が張れたら、左側の薄いテープを剥がします。

2.剥がしたテープの位置に別売りの「下敷きテープ」を貼りつけます。

3.2枚目を1枚目の上に少し重ねて張ったら、壁紙を2枚同時にカットしていきます。

このとき、下敷きテープの中にある糸が「カタ カタ カタ」と切れる音が鳴っていれば、壁紙が2枚とも切れている合図です。

 

< 仕上げ >


Step 12:ローラーをかける

壁紙が乾いた後に繋ぎ目が開かないようにローラーで圧着します。
ローラーや壁紙についた糊はスポンジでふき取りましょう。


 3枚目以降は、2枚目と同様に張り、余った部分をカットしたら完成です。

 

いかがでしたか?

最初は慣れないので少し手こずるかもしれませんが、流れがわかっていれば、壁紙は意外と簡単に張れてしまいます!

初めての人も壁紙DIYに是非チャレンジしてみてくださいね!

 

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