初心者の方必見!壁紙の張り方をご説明します。
貼り方動画も掲載しているので、そちらも是非チェックしてみてください。
壁紙を張り始める前に、必要な道具を揃えましょう。張り始めてから作業の手を止めてしまうと、糊が乾いてくる恐れがあります。
施工道具6点セットをチェック 施工道具6点セット
壁紙を張る準備
Step1
壁についているものを外しましょう
コンセントのカバー、カーテンレールなどを外しましょう。
この時、ネジやパーツはなくさないようにまとめて保管しましょう。
step2
元の壁紙を剥がしましょう
1.壁紙を張るときに、糊のついた壁紙の切れ端などで床が汚れないようにビニールシート(マスカーなど)で養生します。
2.今ある壁紙の上端をカッターで切り剥がします。壁紙をはがすと薄い紙が残りますが、そのままで大丈夫です。
3.段差ができてしまった場合はパテを使って埋めましょう。
リリカラの糊付き壁紙は既存の壁紙を剥がして張っていただく商品です。既存の壁紙の上から張ってしまうと、剥がれの原因となる可能性があります。
また、壁紙は建築基準法に基づき「防火性能」がそれぞれ認められている商品ですが、防火性能は下地との組み合わせによって変わりますので、壁紙の上に張ってしまうと、その防火性能は認められなくなりますのでご注意ください。
Step3
垂直線を引く・天井高を測りましょう
1.5円玉など重りを糸で結び、張り始める位置から9cmの位置に、鉛筆で上・真ん中・下と3か所印を付けます。
2.メジャーで床から天井までの高さを測ります。
Step4
壁紙を切る・丸める
床から天井までの長さ+10cmでカットします。
切り終えたら丸めておきましょう。
商品の両端に「天地」と書かれた上下を示すマークがあるので、床側の「地」の方から丸めておきましょう!
Step5
壁紙の1枚目を張る
1.壁紙の天井側の裏面フィルムだけを20㎝ほど切ります。
2.切ったフィルムを剥がし、垂直線に壁紙の左端を合わせ上下に5㎝程度余分を持たせて張ります。糊が乾くまで張り直しができるので慌てずに調整しましょう。
Step6
なで刷毛で空気を抜く
1.垂直線に合わせた左端を上から下に押さえます。
2.真ん中から上下に空気を逃がすように撫でて張ります。
ヨコに撫でると乾燥後に継ぎ目が開くことがあるので、縦方向に動かすように意識しましょう。
Step7
竹ベラでくせ付け
1.タテに折り目を付けましょう。
2.2枚に重ねて折りたたみヨコに折り目を付けます。角部分は無理に押し込むと破れてしまうので注意!最初は手で折り込み、仕上げに竹ベラを使いましょう。
Step8
地ベラを使ってカット
余分を切るときは地ベラできちんと押さえ、カッターは壁から離さないように地ベラをスライドさせて切りましょう。
糊がついた壁紙は破れやすいため、地ベラの角が丸いほうを進行方向にお使いください。
Step9
糊をふき取る
巾木や壁についた糊は乾く前に濡らしたスポンジで拭きましょう。きちんと拭かないと糊の後が残ります。
Step10
2枚目を張る・余分をカット
1.3cm程度重ね、2枚目を張ります。
2.1枚目と同じように竹ベラでくせ付けし、カットします。
きれいに仕上げるポイント!
・壁紙を一辺切るごとにカッターの刃を折り、切れ味を保って作業しましょう
・隣り合う壁紙は同じタイミングで注文しましょう!注文が別になると製造ロットも異なってしまい、 左右で若干の色差が出てしまうことがあります。
Step11
ジョイントをカット
重なっている部分の真ん中をカットします。下地を切らないように注意しましょう。下地を切ってしまうと乾燥後に繋ぎ目が開いてしまう可能性があります。
仕上げ
Step12
ローラーをかける
壁紙が乾いた後に繋ぎ目が開かないようにローラーで圧着します。ローラーや壁紙についた糊はふき取りましょう。
Finish
3枚目以降は、2枚目と同様に張り、余った部分は竹ベラ、地ベラを使ってカットしたら完成です。
いかがでしたか?
最初は慣れないので少し手こずるかもしれませんが、流れがわかっていれば意外と簡単に張れてしまいます!
初めての人も是非壁紙DIYにチャレンジしてみてくださいね!